【ICT教育最先端を覗き見!】 master study 会員様限定オンラインイベント「Join The ”Meet”」プレイバック第2弾

お知らせ

先生のための総合プラットフォーム「master study(マスタースタディ)」では、月2回、会員様限定の参加型オンラインイベント「Join The “Meet”」を Google Meet™ で開催しています。

本記事では、特別ゲストをお迎えしてお送りする大人気企画『教えて先生!シリーズ』の気になる内容をご紹介します!
ICT教育を推進するゲストの先生方の素敵なお話や会の様子など、これまでに開催した第7回~第11回を一挙に振り返ってみましょう!

▼ 第1回~第6回のプレイバックはこちら!
https://master-education.jp/column/join_the_meet_playback_vol1/

▼ master study への会員登録はこちらから
https://master-study.master-education.jp/entry/

「Join The “Meet”」って何?

皆様から寄せられたICT教育についての質問やお困りごとをテーマに、講師や参加者の皆様でざっくばらんに情報をシェアするコミュニティです。master study に会員登録をしていただいた方は、どなたでもご参加いただけます。
ICTを活用した授業や校務などの事例や、試してみたいアイデアを共有したり、お悩み相談に対してはたくさんの提案や共感のリアクションが返ってきたり…職員室でお茶を飲みながらおしゃべりするような雰囲気で、全国の先生方と気軽に交流ができます!

【『教えて先生!シリーズ』とは?】
ICT教育を最前線で推進されているゲストの先生にご参加いただいてお送りする「Join The “Meet”」の特別企画!45分間の拡大版として開催し、ゲストの方自身のご経験や実践事例の共有はもちろん、参加者の皆様からの質問タイムもあります。
ICT活用のスペシャリストであるゲストの先生方から、たくさんのヒントを得られること間違いなしです!

これまでの『教えて!先生シリーズ』をプレイバック!

第7弾 佐々木 篤史 先生

ICTでたのしむ道徳授業 〜遊んでたのしいから学んでたのしいへ~
佐々木先生には、道徳の授業にフォーカスして各ツールの実践的な活用を教えていただきました。まず、佐々木先生は教科書の内容確認で Google フォームを活用されているそうです。それもただテストにするのではなく、ユーモアあふれる選択肢を仕込んだり、正解の選択肢を選ばないと次に進めない仕様にしてみたりすることで、子どもたちも楽しみながら確認が可能!また、Google フォームを使うことで教材文を読み上げるよりも時短になり、子どもたち同士で意見交換する時間をたっぷり確保できるとのことです!
さらに、Google スプレッドシート™ で1年間の道徳の授業を振り返ることができる、1枚ポートフォリオ(OPPA)を作成!授業ごとに気づきや学んだことを書き溜めていくことで、自分の変化を振り返ったり、年度始めに設定した目標への達成度を図ったりと、先生も子どもたち自身も成長を感じることができるようになります。
ほかにも、協働編集での意見交換や、先生同士で略案を共有しておき感想を書き込むなど、本当にたくさんの事例をご紹介いただきました!

第8弾 井上 嘉名芽 先生

Google サイト™ で開かれた学校を実現! 〜子ども・保護者・先生のオンライン拠点~
「Google サイトを活用してクラス運営が変わっていった」という、井上先生の実体験をもとにさまざまな事例をご紹介いただきました。
テストの日程表や行事のお知らせなど、今まで教室に掲示していたものをサイトに掲載することで、教室の壁がすっきりしたそうです。また、サイトに Google スプレッドシートで作成した学級日誌を貼り付けておくことで、簡単に編集でき、日直以外の子どもたちも見られるように!
そして、保護者とのやり取りにも変化が。ちょっとしたクラスの様子などもサイトに掲載することで、まとめて学級通信を書かなくても小まめに様子を共有できたり、三者面談の予約状況もサイトに載せたスプレッドシートで開示することにより、効率的な日程調整が可能になったりしたそうです。
いきなり全てをデジタルにするのではなく、段階を踏み、子どもたちにも保護者にも少しずつ慣れてもらうことでメリットを感じてもらいやすくなるなど、実際に改革に取り組まれた井上先生ならではのお話が盛りだくさんでした!

第9弾 前多 昌顕 先生

GIGA時代「あたりまえ」の研究授業 〜デジタルの可能性を実際に体験!~
ICTを活用した、ペーパーレスでスマートな研究授業をテーマに、前多先生が実践されているたくさんの取り組みをシェアしていただきました。
まずは指導案を Google ドキュメント™ で作成し、参観している先生がコメント機能でリアルタイムに意見を入力することで、印刷不要かつ、ほかの先生が注目しているポイントも分かります。そのコメントを抽出してCanvaで付箋化し、付箋をFigJamで分類したり書き込みしたりすることで、話し合いもスムーズに行うことができるそうです。さらに、集まった意見については生成AIを活用して、大まかな意見整理やまとめの文章の原案を作成。AIの作成した内容の吟味を先生方で行うという形で、議論を進めていくことができます。
既存の形式へのこだわりを捨て、協働編集ができるツールを活用したり、使えるところはふんだんにICTを活用して資料作成の時間や工程を短縮したりすることで、話し合いの時間が多く取れて議論が活性化し、より中身の濃い振り返りに繋がるとのことでした!

第10弾 篠原 孝文 先生

事例から学ぶ ICTを活用した協働的な学び 〜Classroom 基本からルーブリック評価まで~
篠原先生がお話ししてくださった、Google Classroom を活用するポイントは「学びを止めない」ことと「自律的・主体的な学習者の育成」。Classroom で学習記録を残すことで、教室に来られなくても児童生徒が授業の状況を把握することができたり、事前の課題投稿や評価基準を明記しておくことで、学習の見通しや目標もみんなで共有できたりします。
また、見返しやすくするためにも、連絡や共有事項は「ストリーム」、課題や資料の配信は「授業」で行いトピックで整理しておく、といった使い分けも重要になります。このように情報を整理しながら蓄積していくことで、「採点」ページで成績を一元管理し、小テストや定期テストの結果を可視化するなど、学期末の成績に関わる業務もスムーズに行えるそうです。
「課題」のルーブリック機能の使い方も実演していただきました。簡単に作成ができるだけでなく、子どもたちに評価基準を共有したり、採点作業が省力化できたり、さらには他の課題で再利用したり、先生間で共有できたりといったたくさんのメリットもあわせてお伝えいただきました!

第11弾 遠藤 隆平 先生

学びあえる環境づくりは学級開きから!〜自己紹介カードでみんなとつながろう!~
新学期に盛り上がる、Google スライドを活用した自己紹介カードの使い方や細かな機能などを、これから初めて活用する方にも分かりやすいよう丁寧にお話ししてくださいました。ICTを活用して自己紹介カードを作成することのメリットとして「ツールの基本操作を学ぶことで今後の授業で使える選択肢が増える」ことや「イラスト素材などを使用できることで子どもたちの表現の幅が広がる」こと、何より「子どもたちが楽しんで作成できる」ことを挙げられていました。ICT活用が苦手な先生が、アナログ→デジタルへの置き換えの一歩を踏み出すきっかけにもおすすめとのことで、「まずは職員室で先生方同士のコミュニケーションとして試してみてもよいかも!」というお話も。
文字の入力や画像の挿入などの基本的な操作だけでなく、協働編集ならではの他者参照や、コメントでのコミュニケーションなど、幅広く活用イメージを伝えてくださいました。お土産も盛りだくさんで、これからICT活用を頑張りたい先生の背中を優しく押してくれるような、あたたかな回になりました!

 

参加者の皆様の声

『教えて先生!シリーズ』に参加された方のリアルな声をご紹介!
※ 参加後にご協力いただいたアンケートより抜粋

開催の予告や、各回の内容をまとめた”ラビットメモ”を、master study の公式X(旧Twitter)にて発信しています。

▼ master study 公式X(旧Twitter)アカウントはこちら!
https://twitter.com/masterstudy_jp

『教えて先生!シリーズ』第12弾の開催が決定!


次回の『教えて先生!シリーズ』は、藤永 啓吾 (ふじなが けいご)先生をゲストにお迎えします!藤永先生は、現在教育行政にお勤めで、以前は教育研究センター、山口大学教育学部附属光中学校にも勤められていました。ご自身の著書や教育オープンチャット「スタLABO」などを通じて、これからの教育の在り方やICT利活用を含む多彩な教育情報を数多く発信されています。

新年度が始まったということで、改めて知っておきたい安心安全なICT利活用について、基礎・基本的なことをわかりやすくお話しいただきます!

藤永先生から参加者の皆様へ、ICT利活用のスタート時におけるポイントをまとめた資料をお土産としていただけるそうです!
多くの皆様のご参加をお待ちしております!

 

※ Google Meet、Google スプレッドシート、Google サイト、Google ドキュメント、YouTube、Google スライドは、Google LLC の商標です。

 

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